
以前、「新卒面接で押さえるべき質問集!面接官の意図が分かれば怖くない!」の記事で新卒の面接の際に聞かれる質問やその答え方に関してお話したのを覚えておりますでしょうか?
今回は中途採用の面接の際に聞かれうる質問をテーマ別にまとめております。新卒の質問と同様ですが、どのような質問にも意図がありますね。
その意図さえ理解していれば、落ち着いて答えることができますし、自分らしく自分の言葉で説明できるようになります!では一緒に見ていきましょう!
テーマは下記の4つです。
- 仕事内容
- 転職・退職理由
- 志望動機
- 希望条件
では、それぞれ詳しく見てきましょう!
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面接のテーマ①:仕事内容
現職の仕事内容に関しての質問です。この質問では「募集している条件に、あなたの経験やスキルが合致しているか」を確認するためにこの質問をしています。
現在の仕事内容と募集している仕事内容の共通点や、活かせそうな経験、スキルを意識しながら答えることがポイントとなります!
また入社してから活躍できるかという点もイメージして回答するようにしましょう!
質問例と回答のポイント
質問:今の会社でどんな仕事をしていますか?
新し仕事や環境にどれだけ適応できるかという質問です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 業務の流れ
- 現在の役割
- 過去に経験した業務
- 経験年数と習熟度
質問:扱った商品はどのようなものですか?
扱っている商品やサービスへの質問です。バックオフィス系ですと業務範囲などが該当します。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 商品の特徴の整理
- 応募債の商品との共通点を探す
- 対象の顧客を整理する
- 売り上げ規模や価格帯
- 営業手法
質問:業績・実績はどうでしたか?
実力を聞き出すための質問です。具体的にわかりやすくほかの人との比較も含め答えましょう。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 達成率や表彰歴
- 最も貢献した仕事を整理
- 管理職の経験があるか
質問:現在の給与はいくらですか?
提示する給与を決める1つの材料です。応募者の会社での評価もわかりますね。賞与、手当など含めた年収を提示しましょう。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 基本給を把握する
- インセンティブがどれくらいか
- 自分の仕事量、業績に見合っていたか
- 賞与、手当を含めた全体の年収を把握する
質問:成功談と失敗談を話してください
失敗談はトラブルの対処能力とストレス耐性、成功談からは仕事のレベルや力量を図ります。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 売り上げ、達成率、シェア、順位などを確認
- 失敗、成功体験からなにを学んだのか
- どうやって失敗を乗り越えたのか
- 心境や行動の変化
- 今後失敗しないための取り組み
- 今後も成功するための取り組み
質問:資格と免許は何をお持ちですか?
持っていなくても業務上資格取得が必要な場合は、取得することに意欲を見せられるかどうかが重要です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
募集先の職種に必要な資格は何かを把握
入社後にチャレンジする意欲を持つ
質問:仕事観を教えてください。
人生の仕事の意味を問う質問です。「私語で何を得たいか」「なんのために仕事をするのか」「仕事を通じて実現したいこと」という視点でまとめましょう。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 私生活と仕事のバランスの捉え方
- 内容の充実度と給与のいずれを重視するのか
- 管理職の場合人材観、職場環境の理想
面接のテーマ②:転職・退職理由
退職理由や転職につていの質問になります。「同じ理由で辞めないか」「長く働いてくれるか」を確認するための質問ですね。
転職のきっかけになっているのは過去、現在の経験ですが、転職することによってこれから将来的に実現したい内容を伝えましょう!
質問例と回答のポイント
質問:転職を決意したのはなぜですか?
入社後に同様の理由で辞めてしまうようなことがないかの確認です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- きっかけは何か
- 不平・不満を解決しようとしたのか
- 周りとのコミュニケーションは良好だったのか
- 仕事に対して真面目に取り組んでいたか
質問:転職回数が多い場合の事情は何ですか?
マイナスのイメージではなく転職の捉え方を見るといです。同じ理由で辞めないかを見ています。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 転職で目指したかった事
- 転職で目的が実現できたか
- 各社の経験・スキル
- キャリアに対しての考え方
質問:失業期間が長い場合の過ごし方
こちらもマイナスなイメージですが明確な理由があれば問題ありませんので明確に答えましょう!この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- ブランク期間に得たもの
- ブランクを経て転職後に活かせること
質問:業界を選んだ理由
異業種からの転職の場合、業界知識、研究をして仕事選びの動機づけをしているかを見る質問です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 業界の特徴と動向の確認
- 希望職種の業界内の位置づけ
- 業界のメインとなる商品や製品
質問:テーマを持って一貫して追求してきたものは何ですか?
専門分野の中で特に興味があるテーマを確認する問いとなります。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- PRポイントを整理する
- 応募先との関連性を見つける
質問:将来の夢は何ですか?
目的意識や将来設計を持っているかの確認です。夢に対して将来設計、キャリア形成、努力などが問われます。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 仕事を通じて実現したいこと
- 携わりたい商品
- どのようなキャリアを身に着け、どのような役職になりたいのか
- ライフワークとして取り組みたい仕事はあるのか
面接のテーマ③:志望動機
この質問は入社意欲の高さを図り、入社後に長く活躍できるのかを確認する質問です。また面接と言う重要なアポイントに対してどのように準備してきたのかも重要になります。
質問例と回答のポイント
質問:応募理由を教えてください
企業研究の度合いと興味の度合いを探っています。意欲の高さと仕事に対しての向き合い方を確認しています。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 研究の手段、材料は何を利用したのか
- 求人概要をしっかり把握しているか
- 事業、仕事内容の理解度
- どのような点に興味を抱いたのか
質問:当社に対しての印象を教えてください
この質問は会社に対して興味があれば自然とわいてくるはずですね。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 魅力ポイントの確認
- 製品や店舗への印象
- 会社訪問時のギャップ
質問:他にはどのような会社を受けていますか?
他を受けていてもいいのですが、希望に一貫性があるのかどうかが重要です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 応募している会社の共通点
- キャリアやステップアップと絡めて説明できるか
- 御社が第一志望であるという理由の説明
質問:当社の店(商品)を利用したことがあるか?
流通業などでは店舗を覗くくらいのことはしてほしいという意図です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 購入せずとも店舗を訪問
- 店内や従業員の印象
- 思いつく製品の改善点
- 競合他社との相違点
質問:仕事を選んだ動機をお聞かせください
応募者の志向と同期の強さを確認する質問になります。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 面白い点、つらい点
- どのような点が自分に向いているのか
- 過去の経験との接点
- どのような努力や経験をしてきたのか
質問:仕事に大切なものは何か?
未経験に対して聞かれることが多いのですが、仕事内容の理解と仕事イメージができているかの質問です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 会社のビジネスモデルの理解
- 希望している職種に必要な資質
- 今までの経験や資質が応用できるかどうか
質問:入社後にしたい仕事
イメージとのギャップを確認する質問です。事前準備の度合い、仕事内容の理解、小リアの目標、キャリアなどすべてを確認しています。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- やりたい業務、分野の確認
- 仕事に求めていることの明確化
- 過去の経験の活かし方
- どのように会社に貢献するか
質問:どのような役職に就きたいか?
マネジメント志向なのか、プロフェッショナル志向なのかを問う質問です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- マネジメント志向:今までの経験と業績、考え方
- プロフェッショナル志向:今までの経験とスキル
- どちらも:将来の具体的なイメージを明確にする
面接のテーマ④:希望条件
この質問では応募者の入社角度を測っているケースが多いですね。答えずらい内容もあるかもしれませんが譲れない条件などは明確に伝えましょう!
希望条件を含めて内定を判断することが多いので内定後の給与や勤務地などの条件変更はかなり難しいのでご注意ください。
質問例と回答のポイント
質問:希望年収はどのくらいですか?
前職からの乖離がある場合は理由を伝えましょう(目安として20%前後)。遠慮して伝えるのも大事ですが内定後の交渉は基本NGです。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 業界や職種における平均相場を把握
- 現在の給与が世間一般と比べてどうか
- 希望給与に見合う貢献の裏付け
質問:希望の勤務地
勤務地を限定したいのか、転勤は可能なのかを確認する質問になります。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 希望職種の事業所の確認
- 転勤、転居を受け入れるかどうか
- 勤務地を限定する正当な事情
質問:残業はできますか?
残業に対しての考え方を確認する質問です。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 残業に対しての姿勢
- 連日の残業や休日出勤が可能かどうか
- 残業手当を給与の一部として期待するかどうか
質問:いつごろ入社できますか?
欠員補充の場合や退職が決まっている場合は入社可能時期も重要なポイントになります。平均的には1~2か月程度となります。この問いに対しての回答ポイントは下記です。
- 退職が決まっている場合は可能な最短日程
- 離職の場合は具体的な日付
- 在職中の場合は引き継ぎ期間などを考慮した日程
まとめ
いかがでしたか?いまから転職活動をする人も、すでに転職を経験した方も質問の意図を理解したうえで質問に答えるのかどうかで回答は大きく変わってきます。
転職には様々なフェーズがあり準備、用意することはたくさんあります。是非時間に余裕をもって勢いではなく、考えてからの転職をお勧めします。
日本では未だに転職に対してのイメージがあまりよくない実態があります。早期離職などにならないよう自身の職務経歴も考え活動してください。
別の記事では私の求人営業10年間の経験をもとに、私にしか語れない、
■採用単価を抑える方法
■面接で魅力的と思わせる方法
■媒体選定の基準
など、様々な企業の成功事例を含めて価値ある情報をお伝えしていきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。