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「人生100年時代」変わりゆくキャリア感とライフスタイル

 

こんにちは。人材マスクです。LIFE SHIFT(ライフ・シフト)/ リンダ・グラットンさんの著書にもあった通り2007年に生まれた日本の子供は107歳まで生きる可能性が50%あるとのことです。

 

今回はそんな人生100年時代の現在において、この記事を通して改めてキャリア感やライフスタイルを見直す機会にしていただければと思っております。

 

人生100年時代とは

 

昨今よく耳にする「人生100年時代」ですが改めてどういう意味なのか確認しましょう。医療や化学の進歩により平均寿命が延びたことにより生まれた言葉になります。

 

従来までは人生80年時代になっており、その年齢設定で年金や様々な政府の施策なども組み込まれておりました。

 

ですが、人生100年時代を考えるにあたり重要になるのが「お金、仕事」の話です。それに付随しライフスタイルとキャリア感をお話しできればと思います。

 

ライフスタイルに関して

 

現在の平均寿命は約85年です。60~65歳でリタイヤしても公的年金だけに頼るようであれば生活資金が不足するのはわかりきっている事実です。

 

一般論ですがリタイヤ後の備えは3,000万円必要と言われています。今後さらに平均寿命が延びるということはリタイヤ後の人生が長くなり更に資金が必要となることを指します。

 

従来の主なライフスタイル

 

  • 1つの企業に長く勤める
  • 自由になる時間は娯楽や消費に充てる
  • 老後はゆっくりと年金生活
  • 健康寿命はだいたい70~75歳が目安

 

人生100年時代のライフスタイル

 

  • 仕事の傍ら副業やボランティア活動の実施
  • 1つの企業ではなくキャリアチェンジを行う
  • 自由な時間は自分発見や自己投資に充てる
  • 高齢になっても働ける限りは働くようにする
  • 健康寿命が大幅に延伸している

 

考えるポイントとしては下記の4つとなります。

 

  • キャリア形成の途中に学びなおす時間を作る
  • 1つの仕事だけでなく副業など並行して行う
  • 余暇の時間を自分発見、自己投資に充てる
  • 高齢になっても働ける限り働く

 

 

キャリア感

 

ライフスタイルのお話で大枠は掴んで頂けましたでしょうか?ここからはその中でも特に重要なキャリア感についてお話ししたいと思います。

 

時系列を整理して、従来、現在、人生100年時代のキャリア観をご紹介いたします。

 

伝統的なキャリア観

 

バブル崩壊前(約30年前)までのキャリア感を、日本の伝統的なキャリア観と定義してお話しします。ライフスタイルと少し被る項目もありますが、伝統的なキャリア観では

 

  • 男性は1つの会社で定年まで年功序列の中、勤め上げる
  • 女性は専業主婦として家庭に入り夫を支える
  • 60歳で定年となり、定年後は年金と退職金で老後の余暇を楽しむ

 

これは終身雇用、年功序列という日本の仕組みを、多くの企業様が採用しておりがうまく回っていた時代のキャリア観となります。

 

年功序列、終身雇用に関しての詳細は別途「」の記事を確認ください。

 

終身雇用:

入社まで定年まで会社が雇用を保証してくれる制度

 

年功序列:

会社での在籍年数が上がれば上がるほど給与、昇給が上がる制度

 

つまり会社に入社すると会社がキャリアを作ってくれる時代だった為、転職するよりも1つの会社で定年まで勤めあげる事にメリットがあったのです。

 

定年

多くの会社では定年は60歳であり、それに合わせて年金も支給される仕組みとなっており専業主婦のための国民年金(第3号被保険者)の精度も整備されています。

 

バブル崩壊により終身雇用、年功序列の精度が維持できなくなり1つの会社に勤め続けることが困難になり、年金の受給開始も65歳に引き上げとなりました。

 

専業主婦のための国民年金(第3号被保険者)の制度は継続しており、従来の伝統的なキャリア観では時代に対応できなくなっているのです。

 

現代のキャリア観

 

では従来と比べ現代のキャリア観はどのようなものになるのでしょうか。現在は変化のスピードが速くなり、グローバル化が進み、競争が激しい時代です。

 

大企業でも倒産、買収のリスクがありますね。つまり自身のキャリアを会社に任せていると突然、路頭に迷ってしまうような事態になる可能性があるのですね。

 

女性の働き方の変化

 

結婚や出産を経験しても仕事を続ける人が増え、2016年で共働き世帯が専業主婦世帯の1.7倍となり、子供ができても仕事を続ける女性の割合が過半数を越えました。

 

高齢者の働き方の変化

 

年金の受給開始の実質的な引き上げにより、従来の定年の60歳になっても働き続けることを選択している60~64歳、65歳~69歳が増加しています。

 

人生100年時代のキャリア観

 

それでは本題ですね。これからの人生100年時代においてはどのようなキャリア観が必要になるのでしょうか?

 

ここで重要になるのは、ホール(Hall,D.T.)のプロティアン・キャリアという理論の「キャリアは組織によって与えられるものではなく、個人で作るもの」という考え方です。

 

プロティアン・キャリア理論の特徴は下記3点です。

  • 従来の組織によって形成されるものでも、組織から与えられるものでもない
  • 個人の志向によって柔軟に方向転換されるキャリアのこと
  • キャリアを営む本人が成功と思えるキャリアを自ら柔軟に構築していくこと

 

冒頭にも述べましたが自分のキャリアを自分で作らなければならない。ということです。そのため時代の変化に柔軟に対応し仕事を続ける力を身に着ける必要があるのです。

 

キャリアの軸

 

ここでまた重要になるのは「自分のキャリアの軸」となります。あなたの仕事の専門は何かという問いに答えられるかどうかが重要になります。

 

専門性と言うと難しいので「自信をもってこれが得意!」と答えることができることで良いのです。資格でなくても構いません!

 

これからの時代には、何かしらの専門的な知識やスキル、経験を持っているということが求められます。自社だけでなくほかの会社でも通用するものを身につけましょう。



まとめ

 

お付き合いいただきありがとうございます。人生100年時代の概要をご理解いただけましたか?ちなみにあなたは今、何歳ですか?

 

60歳ならまだ年金はもらえる方なので、もう少し頑張って働きましょう。40歳ならまだ半分も来てないですね!20歳ならまだ始まってもいません。

 

ある程度の年次の方は少し関係ないと感じるかもしれませんが、自身ではなくお子さんやお孫さんのことを考えてください。考え方が変わります。

 

最後に、自身のキャリア観はどの時代のものなのか認識して周りとのコミュニケーションを取ることをお勧めします。古い考えの押し付けは控えましょう。

 

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など、様々な企業の成功事例を含めて価値ある情報をお伝えしていきます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。