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フリーランスとは?~パラレルキャリアを生きる時代~

 

働き方改革が注目される中、新型コロナウイルスなどの影響もあり「働き方」に対する価値観が変わりつつあります。

 

いくつもの仕事を並行する副業、会社に属している人、属していない人。本業とは別に仕事を持つパラレルワークフリーランスなど仕事の形態は様々になっています。

 

今回は、いま日本の社会が直面する働き方の多様性をご紹介したいと思います。

 

キャリアの複線化

 

まず初めにフリーランスとパラレルキャリアの定義をご紹介したいと思います。

 

フリーランス

 

「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」となります。

 

組織との雇用関係がない独立系と、雇用関係を維持しながら個人で別の仕事もする副業系の大きく2種類に分けられます。

 

それぞれ、個人事業主、開業届を出していない“すきまワーカー”等、多様な働き方があり、独立系フリーランスですきまワーカーというと主婦や学生、シニア等があります。

 

パラレルキャリア

 

複数のキャリアを並行して築くことを指します。このような人をパラレルワーカーと呼びます。独立系フリーランスにも副業系フリーランスにも、パラレルワーカーは大勢います。

 

水平型

 

複数の仕事を行う方法としては、平日のコアタイムをメインの仕事のために確保した上で、隙間時間にその他の仕事をあてるパターン。

 

垂直型

 

曜日や時間帯で複数の業務を振り分けるパターン

 

会社員は前者、独立系フリーランスは後者の働き方が多くなっています。

 

少し前ですと、リーマンショックや震災といった大きな環境の変化、現在ですと新型コロナウイルスの影響などで、1社で勤め上げること自体がリスクだという認識の人が増えます。

 

人生100年時代といわれている今、60代で定年退職した後も働き続ける人が増えます。そのとき、単一のキャリア、コミュニティ、スキルで通用するとは到底思えません。

 

リスクヘッジとしてそれらを複線化しておくことが賢明だと考える、感度の高い人たちがパラレルワーカーに注目するようになったのです。

 

収入面

 

パラレルワーカーは収入面ではなく、キャリア面のメリットを重視し、収入は二の次、三の次という考え方が多いです。

 

自分の強みを客観的に評価する場としての価値に注目されており「本業にするほど自信はないけれど、好きなことを仕事にしてみたい」というとき、副業は小粒のタスクベースで始められるので、転職よりリスクが低いというのもメリットになります。



パラレルキャリア推奨における企業のメリット

 

2018年は副業元年と言われており政府が働き方改革の一環として後押ししたこともあり、社員に副業を導入、あるいは検討中の企業は増えました。

 

では、企業がパラレルキャリアを推奨するメリットをご紹介していきましょう。

 

1つ目のメリット:採用面

 

1つ目のメリットは採用面にあります。労働人口が減少する中で雇用の流動性も高まり、1社への忠誠心を求めるような雇用は維持しづらくなっております。

 

退社されるよりは、副業を認め労働力を確保したほうが企業も個人もメリットがあります。

 

2つ目のメリット:人材育成面

 

2つ目のメリットは人材育成面となります。副業では人脈や視野を広げることが多く、倍速で経験値を増やすことによって、社員は成長し、企業にとってもメリットとなるのです。

 

3つ目のメリット:オープンイノベーション

 

社員が社外のプロジェクトなどに参加することで、異業種・異分野のノウハウを自社に持ち帰ることができ、企業の活性化を加速させることができます。

 

4つ目のメリット:再就職支援

 

副業の経験は個人にとって自身のキャリアの棚卸が可能で、定年後やセカンドキャリアを考えるきっかけになるので、これも大きな企業のメリットとなります。

 

副業を認めない企業の障壁は何か

 

障壁になっている考え方は、どちらも漠然とした不安になるのですが「本業に支障が出るのではないか」「情報が漏洩するのではないか」の2点が挙げられます。

 

本業への支障

 

ジョブ・ディスクリプションや人事評価制度がしっかりしていない企業で危惧されている傾向が多く見受けられます。

 

職務がきっちり遂行できていれば、その他の時間を副業に費やしても問題ないはずですが役割やKPIが明確では無い為、「出社して一定時間を過ごしているかどうか」という、本質と離れたところで評価されているのです。

 

この点を正していくことは、副業解禁以前の問題として、日本企業の生産性を上げるために今後重要になってくるのは明確です。

 

ジョブ・ディスクリプション

職務記述書ともいわれ、職務の具体的な内容やその職務の目的や目標、実行する人の責任や必要となる知識、技術を明確にするもの

 

情報漏洩

 

情報漏洩に関しても、本来は副業によってリスクが高まるとは言えません。と言うのも今日、労働力の流動化や仕事のクラウド化が進んでいます。

 

そもそもコンプライアンスの意識が徹底されていることが重要で、人事評価制度とコンプライアンスが整備されていれば、副業への不安は根拠の無いものとなります。

 

フリーランスの課題

 

社会保障

 

フリーランスや副業における課題として見えてくるのは、ライフリスクに対しての社会的な保証が薄いということです。

 

労災保険がなく病気や怪我で働けなくなったとしても治療費や生活費は自分で工面しなければなりませんし、産休育休や介護休暇といった制度もありません。

 

企業との関係性

 

また企業との関係性も課題となっており、企業側もフリーランスとどんな契約を結んでプロジェクトチームに加えれば良いのか、模索している状態となっているのです。

 

多様な働き方によって見える時代

 

これから更にパラレルキャリア、フリーランスと言った働き方は増えていきます。

 

パラレルキャリアやフリーランスといった選択をすることが正しいというわけではなく、働き方の選択肢に挙げられることが当たり前になる社会になると考えられます。

 

幸せのあり方が多様化しているように、働き方も多様化している中で、自分の力で勝負をしてみたい、収入をアップさせたい、自分の裁量で仕事をしたいという考え方も増えるでしょう。

 

 

時間と場所の制限から自由になり、ワークライフバランスをとりやすいということから、結婚、出産、介護といった生活の転換期のタイミングで選ぶ人もいます。

 

パラレルキャリアやフリーランスを選んだ方の満足度や仕事への向上心は総じて高くなっているという調査結果もあります。

 

職場環境の今後

 

組織の壁が融解し、会社員やフリーランス等、様々な働き方をする人々とプロジェクト型で仕事をするような世界になるでしょう。

 

会社員の働き方はリモートやフレックスで柔軟になり、フリーランスは社会保障が改善されていく等、双方を隔てていた差違はどんどん小さくなっています。

 

これからは、一方通行だった雇用と非雇用の行き来が、今よりずっと多くなり、人生のある時期は非雇用で、また雇用に戻り、また非雇用に。など流動化はいっそう進むでしょう。

 

働き方の選択肢が広がるのと比例して、やりがいや達成感等、仕事への愛着が強く、幸福を感じられる人が増えていくのではないかと考えられます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?あなたの会社の働き方改革は進んでいますか?今後のキャリアや働き方の参考になれば幸いです。

 

あくまでパラレルキャリア、フリーランスが正しいというわけではありませんが、まず理解、把握頂き、ご自身で選択していただければと思います。

 

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。