
こんにちは!人事マスクです。
アルバイトの採用活動をしている企業様の担当の方の大半は耳にしたことがあるのではないでしょうか?「Indeed」という求人媒体を。そもそも媒体なのか?SEO?検索エンジン?無料?
聞いたことはあるが実際あまりよくわからない。そんな担当者の方を人事マスクは何人も見てきました。今回はそんなお悩みを解決しましょう!
Indeed(インディード)とは
Indeedとは、掲載料金のかからない求人検索エンジンの一つです。
2004年でアメリカにて、Indeed,Inc.が設立され、
日本版のIndeedがスタートしたのは2009年です。業界としてはかなり新しい媒体といえます。
リクルートホールディングスが買収した媒体としても有名ですよね!
similar web調べでは、月間アクセス数は1500万人以上と圧巻の数値です。
これは日本人口の10分の1以上に相当します。
従来の人材採用媒体と同じようなイメージを持っていただくよりも
全く別の仕組みとして考えていただくほうが理解しやすいかと思いますので
求人広告と考えている方はそのイメージを捨ててください!
Indeedの仕組みは「求人の検索エンジン」
Indeedの仕組みをシンプルに表現するとそれは「求人の検索エンジン」です!ほう、なるほどね!とご理解いただける方はこの記事をそもそもご覧いただいていないと思うので説明を続けますね!
候補者は「キーワードと勤務地」を入力してIndeedで自分の求める求人情報を検索します。
ウェブサイトの検索エンジンとしてgoogleやyahooはなじみがあると思います。
同様にIndeedはWEB上にある求人の情報を集めて表示させているサイトになります。
自社のHPに求人情報を掲載していると、Indeedがその情報を取得しています。
ですから何もしていないのにIndeedから求人を検索した際に自社HP掲載の求人情報を拾って掲載していることも多々あります。
※Indeedではユーザーが入力したキーワード、勤務地、履歴書の内容、検索履歴等を人工知能で処理して各個人一人一人に最適な情報をWEB上から探し出し検索結果として表示させています。
概要は掴んで頂けましたか?では次にどのような特徴があるのか見ていきましょう!
Indeedの特徴
Indeedの特徴を大きく5つに分けて説明します
求人応募数を増やせる
Indeedの月間アクセス数は、冒頭でもお伝えした通り1500万人をこえます。
この圧巻のユーザー数が、Indeedの大きな強みの一つです。
※similar web調べ
ユーザーが多い理由の1つは求人案件数の多さです。
結果SEO対策もしっかりできているエンジンとなり、ユーザーが求人をGoogleやYahoo!で検索したときに上位にIndeedのページが表示される可能性がとても高いのです。
ミスマッチが少ない
Indeedではユーザーが入力したキーワード、勤務地、履歴書の内容、検索履歴等を人工知能で処理して
各個人一人一人に最適な情報をWEB上から探し出し検索結果として表示させるためです。
求人広告を掲載する際には必要とする人材が検索しそうなキーワードをしっかり原稿内容に加えることで
Indeedのみならず検索エンジンで検索される際に表示される可能性が高くなります。
是非いま一度求人原稿内容を見直してみてください!
求人費用の削減を見込める
従来の求人広告媒体とは異なり掲載課金ではなくクリック課金制を導入しています。
クリック課金とはクリックごとに費用が発生するシステムです。
設定チャージした金額からクリックごとに金額が引かれていくシステムなので
予算は採用する側がコントロールできるという訳ですね!
応募数が増えない場合にデータ分析ができる
有料プラン時のみになりますが掲載の求人詳細の閲覧状況などのデータをチェックできます。
求人アナリティクス(Indeedの掲載求人に対しての検索経路や表示回数、クリック回数などが見られるシステム)を使って分析し、求人原稿の内容を改善修正できます。
複数の求人メディアに記載の内容をまとめて検索できる
冒頭でもご説明いたしましたがIndeedは検索エンジンになるので、
自社のHPでも有料求人広告でも求人の内容をWEB上に掲載しているのであればすべて拾って掲載してくれます。
※Indeedに掲載するには8つほどの掲載基準を満たしている必要があります。この条件や従来の求人広告媒体と比べ使用イメージが異なるため使用しない企業様もいらっしゃいますね。
Indeedは無料?なんだかんだ費用は発生する?

では本題と言いますか1番気になるところ「料金」の話に入りましょう!「無料で掲載できる」という謳い文句をよく耳にしますが実際はどうなのでしょうか?
プラン内容
Indeedは無料で掲載ができます!
正確にお伝えすると無料枠と有料掲載枠の2種類が存在しています。「やっぱり結局お金かけないと応募来ないんでしょ!」という声が今にも聞こえてきそうですね!笑
無料掲載と有料掲載
「無料ならやりたい」=大正解です!
無料掲載ですと、もちろん料金は発生せず掲載が可能です。
無料の場合はユーザーのキーワード検索時のみ表示されます。有料プランですと料金はかかりますが検索結果ページの上位に表示されるという訳です。
有料プラン詳細
ではどのように料金がかかるのか。これは先ほどご紹介した通り「クリック課金」となります。
クリック回数に応じて料金がかかるので予算のコントロールはしやすいですが、掲載課金や応募課金や採用課金ではなくクリックされると料金が発生する制度です。
ではクリック単価はいくらなのか
Indeedの面白い特徴ですがクリック単価は企業が15円~999円の間で自由に設定できます。仮に最大値で設定をすると、求人広告を1回クリックされると最大999円の費用です。
一般的に言われているCVR(閲覧からの応募率)は1%です。どう感じるかは様々ですね。
運用費
これも他の求人広告媒体とは違いますがIndeedの運用を誰がするかという問題です。無料プランではもちろん費用は発生しません。また有料プランを自社で運用しても費用は発生しません。では運用費とは?
そうです。運用を自社ではなく代理店に任せた場合に発生する費用です。
自社で運用するのは結構手間がかかり知識が必要です。代理店に任せるとサポートを受けられたり効果アップを図る採用活動を行えたりとメリットがあるのです。その際に運用費として掲載費とは別途費用が発生するのです。
費用目安は有料掲載料金の15%程度で代理店により異なりますが15万~20万円以上の金額設定をしているようですね。詳しくは代理店によって異ななりますのであくまで目安です。
まとめ
どうですか?概要をご理解いただけましたか?Indeedの仕組みは検索エンジンであり無料枠、有料枠は存在します。
有料枠はクリック課金となっておりコストのコントロールがしやすいのが特徴です。また有料枠を掲載する際に運用を代理店に任せる場合は、別途運用費がかかるので予算や利用目的に応じて代理店を探す必要があります。
時期や募集内容によりどの求人方法がベストなのかは断定できませんが試してみることは大切なのかと人事マスクは思います。やってみて良くなかったら止める。採用に置けるPDCを是非回してこの採用難時代を乗り切りましょう!
別の記事では私の求人営業10年間の経験をもとに、私にしか語れない、
■採用単価を抑える方法
■面接で魅力的と思わせる方法
■媒体選定の基準
など、様々な企業の成功事例を含めて価値ある情報をお伝えしていきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。