
周りの方から「マイナンバーカードって作ったけど使ってない」や「作らなくても何も不自由ないよ」などお聞きするので概要をお話ししたいと思います。
ちなみにあなたはマイナンバーカードを作りましたか?そしてマイナンバーカードを使いましたか?作ってない、作ったけど使ってないという方が多いかと思います。
どちらにせよあまりわかっていない方は一緒に確認していきましょう!
マイナンバーカード
マイナンバーカードは個人番号カードとも呼ばれ、日本の身分証明書の1つです。氏名、住所、生年月日、性別、個人番号(マイナンバー)、証明写真などの情報を表示、記録するICチップ入りのカードです。
2016年1月から交付が始まっており翌年の2017年5月では普及率9%とかなり低い状態です。2019年7月時点の全国の普及率は11.5%となっております。
マイナンバーを使ったポータルサイト(マイナポータル)もスタートし、マイナンバーカードでポイントがたまる仕組みもあるのですがなかなか伸びないのが現状ですね。
マイナンバー通知カード
個人番号(マイナンバー)の付与はすでに完了しています。だいぶ前ですが2015年にペラペラの緑色の通知カードが一人一人に届いていました。こちらを使ってICチップ付きのマイナンバーカードを個人で発行申請しなければならないのです。
新規発行は終了
使い方にもよりますが個人番号の確認や照明のためにマイナンバーを使用するのでしたらこの通知カードで十分です。ですが2020年5月をもって新規の発行は終了になる予定となっています。
ICチップ付きマインバーカード
こちらは自治体に写真を添えて申請することで作ることができます。プラスティック製のICカードで、身分証明としても使えるので便利です。

マイナンバーカードのメリット
ではかなり低い普及率ですがどのようなメリットがあるのか見ていきましょう!大きく分けると下記の4つが挙げられます。
- 1枚でマイナンバー、身分証明として利用できる
- 電子証明書でオンライン申請や証明書の取得ができる
- マイナポータルが利用できる
- 自治体ポイント、マイナポイントが貯まる
それぞれご紹介していきますね!
1枚でマイナンバー、身分証明として利用できる
マイナンバーカードの情報は下記となり運転免許所同様、公的に身分証明として使用できます。
- 顔写真
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- 個人番号(裏面)
運転免許証と異なる点は個人番号がついている点です。限られていますがマイナンバーの提示が必要な場面では便利です。※証券会社の口座開設時などはマイナンバーが必須です。
電子証明書でオンライン申請や証明書の取得ができる
電子証明書としての機能が標準で搭載されており、e-Tax(国税に係る申告・申請・納税に係る オンラインサービス)の証明書とできます。
確定申告を自分でしている自営業やフリーランスの方などにとってはメリットが大きいかもしれませんが一般の方はあまり使う機会はないかと思います。
下記、各種証明書をコンビニなどで取得可能なので役所に出かける手間が省けるというのは一般の方にもメリットかと思います。
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 住民票記載事項証明書
- 各種税証明書
- 戸籍証明書
- 戸籍の附票の写し
マイナポータルが利用できる
マイナポータル(マイナンバーカードのポータルサイト)で、あなたの情報を行政機関がどのように利用、やり取りしたのか確認できます。
自治体ポイント、マイナポイントが貯まる
自治体のボランティアや健康事業などに参加すると貯まるポイントで、地域の商店街や特産品購入、公共施設利用時に利用できるそうです。
クレジットカードや航空会社と連携しておりポイントをマイルや自治体ポイントに好感することもできるようです。
政府のキャッシュレス決済の普及を目的としたポイント還元も実施される予定とのことです。
健康保険証の代わりなる
2021年以降ですがICチップの読み込みで健康保険証の代わりとして利用できるようになるようです。※番号漏洩を防ぐことを考えると、どうなんでしょうか、、、
コロナウイルスに伴う給付金のオンライン申請ができる
コロナウイルス蔓延によって一律10万円を給付する「特別定額給付金」をオンラインで給付申請できるのはすごく楽でした!
マイナンバーのデメリット
作るデメリットは1つです。紛失のリスクです。
マイナンバーは法律で他人に教えてはいけないとなっている重要な情報です。身分証明として使う場合、持ち歩くことで紛失、漏洩のリスクがあります。

マイナンバーカード作り方
通知カードを使って申請する方法が簡単です。書面として提出し作成する方法とオンライン申請と2つ方法があります。
顔写真
顔写真は登録のためアップロードするのでスピード写真などではなくスマホでの撮影で問題ありません。下記の条件だけ満たして撮影ください。
正面、無帽、無背景。レンズの色なしメガネはOK。メガネのフレームが目にかからないように。帽子やサングラス、マスク、顔や頭の輪郭が隠れる装飾品、目元や輪郭が隠れるような髪型はNGとなります。
書面郵送の場合
通知カードの裏面に必要事項を記入し写真を塗布し送付しましょう。あて先は下記です。
〒219-8650
日本郵便株式会社 川崎東郵便局 郵便私書箱第2号
地方公共団体情報システム機構
個人番号カード交付申請書受付センター 宛
オンライン申請
オンラインの場合は通知カードのQRコードを読み込み専用のサイトから申請します。パソコンからの申請の場合は「こちら」を確認下さい。
- QRコードにアクセスして必要事項を入力
- 携帯電話やスマホで自分の顔写真を撮影(※)
- メールが届くのでそこに記載されたURLにアクセスして顔写真を登録
- その他の必要情報の入力も必要となります。
まとめ
いかがでしたか?概要からメリット、デメリット、作り方までをご案内いたしました。人事マスクはマイナンバーカードを2016年には作りましたが使用したのは今回のコロナの給付金を受け取るときでした。
作ってもあまりメリットが今現在だと少なく感じますね。また紛失リスクもあります。身分証明でしたら、保険証と免許証で十分です。
今後もっと普及のための施策などが始まるといいですね!
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など、様々な企業の成功事例を含めて価値ある情報をお伝えしていきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。