職種別採用市場

【物流・倉庫業】採用マーケット~管理・企画・マーケティング職

求人動向

 

労働力不足、業務改善をテーマとした採用ニーズが引き続き高く、2019年11月~2020年1月の求人数は2019年8月~10月に対し97%と微減しています。

 

物流業界

 

ECの増加などによる慢性的な労働力不足が引き続き顕著である。加えて働き方改革も急務となっており、求人ニーズは活況となっています。

 

現場オペレーション

 

上記人材不足から、調整・改善業務の経験があれば物流業務の経験がなくてもターゲットとする企業が増加している傾向となります。

 

メーカー・商社など事業会社の物流・購買調達部門では依然として業界・取扱商材などの親和性を強く求める求人が多く見受けられます。

 

登録者動向

 

登録者数

 

依然として登録者は少なく、2020年2月~4月の登録者数は、2019年11月~2020年1月に対し98%とほぼ横ばいの数値となっています。

 

年齢

 

各世代にバランスよく分散している登録者の内訳は、30歳以下が34%、31~40歳が29%、41歳以上が37%となります。

 

SCMや物流企画、購買調達など上流工程の担当者は30代・40代以上が中心となっており、倉庫管理・在庫管理や貿易実務などのオペレーション中心の業務の年齢層は低い。

 

職種

 

「倉庫管理・在庫管理」が38%、「購買・調達・バイヤー・MD」が25%、「物流管理」が21%となっています。

ニーズが高まっている「SCM企画・物流企画・需要予測」は全体の7%とかなり希少で求人数と登録者数にギャップが生じている状況です。

 

業界

 

運輸・物流業界が39%、荷主側のメーカーが37%、商社が10%、小売が9%となります。

 

志向性

 

倉庫管理・在庫管理に従事している転職希望者には、就業環境改善や物流の上流工程への挑戦を希望しているケースが多く見られます。また他職種へのキャリアチェンジなどの希望も見受けられます。

 

経験豊富なミドル層以上は、一部分の管理的業務から企画・戦略業務へのステップアップなど、現職では難しい領域への挑戦を希望しているケースが多く見受けられます。

 

採用成功におけるポイント

 

物流業界出身者やコンサルタントを積極的に検討することで、採用要件定義を「業務遂行能力」にフォーカスすることが重要となります。

 

SCMや物流企画

 

希少な人材で採用は難航傾向です。需給予測やコスト判断などの企画業務自体には業界特有の要素が薄いことから、企画力や推進力を評価することが重要です

 

採用成功している企業の傾向としては「業界へのキャッチアップ」は入社後の導入研修で担保すると要った取り組みを行っています。

 

異業種の類似業務経験者や物流コンサルタント、3PLで物流企画をしている方なども検討に入れて対象を拡大することが重要です。

 

商材経験が必須の場合などは同商材の営業経験者を検討するなど、視点を変えて採用を行う企業が採用に繋がっています。

 

倉庫スタッフ

 

キャリアパスを明確にするか、いくつかのルートがあるという選択肢を見せることもポイントになります。資材購買も同様で対象範囲を広く検討することが重要となります。

 

新型コロナウイルスの影響で忙しさが増している転職希望者も多いため、平日19時以降や、土日の面接枠があると参加率は向上する。勤務地が遠隔地であることも多いため、Webを活用した遠隔面接も有効な手段となります。

 

■採用マーケット~管理・企画・マーケティング職

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